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Linux ユーザ情報を変更する usermod


ユーザー情報を変更するには、usermod コマンドを使用します。

usermodコマンドは、 /etc/passwd、/etc/shadow、/etc/groupファイルを変更します。

-c comment login のコメントを変更する。
-d home_dir login のホームディレクトリをhome_dirに変更する。また、後ろに-mをつけると、現在のホームディレクトリの中身が新しいホームディレクトリに移動される。また、そのディレクトリが存在しない場合は新たに作られる。
-e expire_date アカウントが使用不能になる日付。日付はYYYY-MM-DDで指定する。
-f inactive_days パスワードの使用期限が切れてからアカウントが永久に使用不能になるまでの日数。 0とすると、パスワードの期限が切れると同時にこのアカウントは使用不可能になる。-1を指定すると無期限に。
-g initial_group デフォルトのグループをinitial_groupに変更する
-G group,[...] アカウントが属する、サブグループを追加。グループはコンマ区切り。元々入っていたグループをここで指定しないと、そのグループから削除されます。
-l login_name ユーザのログイン名をloginからlogin_nameに変更する。パスワードとかもそのまま。ホームディレクトリの名前くらいはを変えてあげましょう。
-s shell ログインシェルをshellに変更する。
-u uid ユーザのID番号を指定したものへ変更する。
-L ユーザのパスワードをロックする。ロックされたアカウントは、パスワード認証でのログインができなくなります。
-U ユーザのパスワードをアンロックする。-L の反対です。

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