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Linux ファイル・システム用コマンドのまとめ


Linuxでよく使われるファイル操作コマンドの簡単なまとめが「UNIXプログラミング環境」の36ページに書かれているので、しっかり覚えて使いこなせるようになりましょう。

一般的なファイル・システム用コマンド

ls
 現在のディレクトリのなかにある全ファイル名の法事
ls filenames
 指定したファイル名のみの表示
ls -t
 最新のファイルから順に表示
ls -l
 詳しい情報の表示。 ls -lt も同様
ls -u
 最近使ったファイルから順に表示。 ls -lu、ls -lut も同様
ls -r
 逆の順に表示。 -rt、 -rlt も同様

ed filename
 指定したファイルの編集
cp file1 file2
 ファイル1をファイル2に複写する。すでにファイル2が存在するときにはその内容は上書きされる。
mv file1 file2
 ファイル1の名前をファイル2にする。すでにファイル2がそん竿するときにはその内容は上書きされる。
mv file1 file2
 ファイル1の名前をファイル2にする。すでにファイル2が存在するときにはその内容は上書きされる。
rm filenames
 指定したファイルの削除、削除したファイルは復活できない。
cat filenames
 指定したファイルの内容を表示する。
pr filenames
 ヘッダをつけて表示する。1ページ66行
pr -n filnames
 n段組みに表示する。
pr -m filenames
 指定した複数のファイルを平行して表示する (複数カラム)

wc filenames
 それぞれのファイルの行数、ワード数文字数を数える。
wc -l filenames
 それぞれのファイルの行数を数える。
grep pattern filenames
 指定したパターンと一致した行を表示する。
grep -v pattern files
 指定したパターンと一致しない行を表示する。
sort filenames
 英字順に行単位でソートする。
tail filename
 ファイルの最後から10行を表示する。
tail -n filename
 ファイルの最後のn行を表示する。
tail +n filename
 n坂めの行からファイルを表示する。

cmp file1 file2
 最初に違いのあった場所を表示する。
diff file1 file2
 2つのファイルの違いをすべて表示する。

これらのコマンドを組み合わせて、データ処理やログ解析を効率良く行います。


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