シンボリックリンク
シンボリックリンクの所有者の変更は chown -h hogehoge.nyan xxxxxxxx と -h オプションを付ける。
同様に chmod も シンボリックリンクのパーミッションを変更する時は 引数に -h を使う。
IBMの コマンド・リファレンスのページから抜粋。
chown コマンド フラグ
-f 使用法メッセージを除き、すべてのエラー・メッセージが表示されないようにします。
-h 検出されたシンボリック・リンクが指すファイルまたはディレクトリーの所有権ではなく、そのシンボリック・リンクの所有権を変更します。
-H -R オプションを指定し、タイプ・ディレクトリーのファイルを参照しているシンボリック・リンクをコマンド行で指定すると、chown コマンドはシンボリック・リンクが参照しているディレクトリーおよびその下のファイル階層にあるすべてのファイルのユーザー ID を (指定されている場合はグループ ID も) 変更します。
-L -R オプションを指定し、タイプ・ディレクトリーのファイルを参照しているシンボリック・リンクをコマンド行で指定、またはファイル階層の横断中に検出した場合は、chown コマンドはシンボリック・リンクが参照しているディレクトリーおよびその下のファイル階層にあるすべてのファイルのユーザー ID を (指定されている場合はグループ ID も) 変更します。
-P -R オプションを指定し、シンボリック・リンクをコマンド行で指定、またはファイル階層の横断中に検出した場合、システムがその操作をサポートしていれば、chown コマンドは、シンボリック・リンクの所有者 ID を (指定されている場合はグループ ID も) 変更します。 chown コマンドは、ファイル階層のその他のいかなる部分へのシンボリック・リンクにも従いません。
-R ディレクトリーを下方に向かって再帰的に処理し、各ファイルの所有権を変更します。シンボリック・リンクがあったときに、そのリンクがディレクトリーを指し示す場合、そのディレクトリーの所有権は変更されますが、ディレクトリーはそれ以上処理されません。 -h、-H、-L または -P フラグも指定されていない場合に、シンボリック・リンクが検出され、そのリンクがあるディレクトリーを指す場合、そのディレクトリーのグループ所有権は変更されるが、ディレクトリーはそれ以上横断されません。
-f 無効な許可と使用状況ステートメントを除き、すべてのエラー・メッセージを表示しないようにします。
-h 発見されたシンボリック・リンクが指し示すファイルまたはディレクトリーのモード変更を抑制します。注: シンボリック・リンクにはモード・ビットを設定できないので、この動作は chgrp コマンドおよび chown コマンドの -h フラグの動作とはやや異なります。
-R パターン File...|Directory... の指定に従ってディレクトリーのみを再帰的に下降します。 -R フラグは、指定したパターンに一致する各ディレクトリーとすべてのファイルのファイル・モード・ビットを変更します。例 6 を参照してください。
シンボリック・リンクがあり、そのリンクがディレクトリーを指している場合、そのディレクトリーのファイル・モード・ビットは変更されますが、ディレクトリーはそれ以上変更されません。